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DISCO
INTERVIEW
CHRONOLOGY
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INTERVIEW
CHRONOLOGY
初回限定盤
(CD+ chayオリジナルリング付き)
¥4,500+tax
WPCL-13208
chay本人が制作にも関わった「chayオリジナルリング」。サイズの調整ができるオープンリングとなっております。
通常盤
(CD)
¥2,500+tax
WPCL-13205
購入特典
ご購入はこちら
配信はこちら
楽天ブックス購入者特典
楽天ブックスにてイベント券付きHeart Boxをご予約いただくと
RakutenTVオンラインライブと特典会(ZOOMお話し会)にご参加いただけます。
RakutenTVオンラインライブ
10/31
(sat)
14:00~14:30予定
<RakutenTV>での配信となります。
イベント参加券付きの『Heart Box』をご購入いただいた方に、10月26日頃に参加方法をメールにてご案内致します。
特典会(ZOOMお話し会)
10/31
(sat)
第1部 15:00~18:30予定
11/1
(sun)
第2部 13:00~18:20予定
11/7
(sat)
第3部 13:00~18:20予定
11/8
(sun)
第4部 13:00~18:20予定
11/14
(sat)
第5部 13:00~18:20予定
11/15
(sun)
第6部 13:00~18:20予定
11/22
(sun)
第7部 13:00~18:20予定
11/23
(mon)
第8部 13:00~18:20予定
予約期間は2020年10月16日(金)23:59まで
第1部〜4部の詳細はこちら
第5部〜8部の詳細はこちら
01
「Together」
02
「花束」
03
「With」
04
「恋のはじまりはいつも突然に」
05
「運命のアイラブユー」
06
「Kiss me」
07
「好きで好きで好きすぎて」
08
「はじめての気持ち」
09
「手紙」
10
「小さな手」
11
「Twinkle Days (2020 ver.)」
12
「恋はスペシャル」
13
「Summer Darling」
14
「あなたに恋をしてみました」
15
「永遠の針」
16
「それでしあわせ (Piano ver.)」
Together
アルバムの1曲目を飾るこの「Together」という楽曲は、約10年前、路上ライブをしていた頃から歌い、今でもライブでは必ずと言っていいほど披露し、歌い続けてきた楽曲だ。
ファンの皆様にとっては、聞き馴染みのある楽曲かもしれないが、今回このアルバムに収録するためにレコーディングされ、初の音源化となった。
レコーディングには、デビュー前からゆかりのあるミュージシャンも参加し、深みのある音に仕上がっている。
花束
結婚発表後に制作されたこの新曲「花束」は、chayが今伝えたい“日常の何気ない幸せ”が存分に詰まった楽曲で、映像全体を通して、新婚生活の中で料理にはまっているというchayが実際に料理をする姿や、chayの愛犬「小次郎」くんとともにギターを弾きながら、日差しが差し込む暖かい部屋で歌を歌う姿、読書をするchayにそっと1輪の花を耳にかけるパートナーとの絡みなど、大きくて綺麗な花束や、キラキラ輝く宝石ではないけれど、ここにある小さな小さな日常の何気ない幸せこそが特別なんだということが表現されている。
Wedding Movie
(Song By「永遠の針」)
先日行った結婚式の映像を使用した「Wedding Movie(Song By 「永遠の針」)」を、本アルバムに収録された新曲「永遠の針」をBGMにのせ公開!挙式前の緊張感溢れるシーンで前半は構成されており、中盤~後半は実際の挙式時のchayの幸せ溢れる美しい姿が描かれている。
JACKET GALLERY
はじめての気持ち
makeup 80's
You tell me
I am(初回限定盤)
I am(通常盤)
Twinkle Days(初回限定盤)
Twinkle Days(通常盤)
Summer Darling(初回限定盤)
Summer Darling(通常盤)
Wishes(初回完全生産限定盤)
Wishes(通常盤)
あなたに恋をしてみました(初回完全生産限定盤)
あなたに恋をしてみました(通常盤)
ハートクチュール(初回限定盤)
ハートクチュール(通常盤)
笑顔のグラデーション
好きで好きで好きすぎて(初回限定盤)
好きで好きで好きすぎて(通常版)
それでしあわせ
運命のアイラブユー)
恋のはじまりはいつも突然に(初回限定盤)
恋のはじまりはいつも突然に(通常盤)
chayTEA
あともう少し
ずっと きっと 叶う
3人のうた
あなたの知らない私たち(初回限定盤)
あなたの知らない私たち(通常盤)
大切な色彩
Lavender(初回限定盤)
Lavender(通常盤)
Heart Box
等身大の“今”を歌ってきた
8年間の道程
YUIや絢香を輩出した音楽塾ヴォイス出身で、現役女子大生シンガーで、ポッププリンセスで、テラハのまいまいで、ファッション雑誌「CanCam」の専属モデルで、ギタ女で……。初のベストアルバム『Heart Box』をリリースするシンガーソングライターのchayにとって、デビューからの8年間は、世間によるラベリングとの葛藤の日々であった。
幼稚園生の頃から「歌手になることを夢見ていた」というchayは、音楽好きの両親の影響で小学生時代から作曲を行い、中学で歌手の道を決意。芸能活動が厳しく禁止されていた高校を卒業後、音楽塾ヴォイスの門を叩き、19歳の時に下北沢駅の南口や渋谷駅などで路上ライブを始めた。その頃に歌っていたのが、ベスト盤のオープニングを飾る「Together」。これまでのライブでは何度も歌ってきたファン人気の高い曲だが、今回が初の音源化である。
「ありのままの飾らない恋を歌った、あったかくて真っ直ぐなラブソングですね。当時、一緒に作っていた音楽塾ヴォイスの西尾芳彦先生と二人で、すごくいい曲ができたっていう手応えがあって。この曲を沢山の人に聴いてもらいたいっていう思いで、路上ライブを始めたんです。自分の歴史を考えたときには絶対に欠かせない曲だし、音源化するなら今だなって思ったんですね」
そして、2012年10月に1stシングル「はじめての気持ち」で念願のメジャーデビューをした彼女は、<21歳の現役女子大生シンガーソングライター>として注目を集め、80年代のコスメのCMソングをカバーしたアルバムもリリース。“歌手になる”という夢を叶えた彼女だが、デビューからの2年間は鳴かず飛ばずで、セールス面でも結果が出せず、崖っぷちに追い込まれていたそう。 「全然思い描いていた自分になれなくて、焦りもあって。どうしたら歌をみんなに聴いてもらえるかっていうことを模索する中で、たまたまテレビで『テラスハウス』を見て。私を知ってもらうきっかけを作るためには、もうこれしかない! と思い、自分で応募して、オーディションを受けたんですね。歌手として音楽活動を続けるために出演したんですけど、反響は私の予想を超えてて……」
2013年10月にリアリティ番組「テラスハウス」に“まいまい”として入居すると、1日200アクセスだったアメブロが一気に246万アクセスに急増。街中でも声をかけられるようになり、同世代の同性ファンが増えた。2014年3月の卒業後のライブでは彼女と同じようなワンピース姿でハイヒールを履き、キラキラのネックレスを纏った女性ファンが集結。番組内で着ていた私服がバズる“まいまい売れ”という現象も起き、2014年7月にはファッション雑誌「CanCam」の専属モデルに就任。知名度は一気に上がった。 「たくさんの方に名前を知っていただけたことは本当に嬉しかったし、ありがたいなという気持ちが強かったんです。でも、想像以上に音楽にたどり着いてもらえなくて、そこにもどかしさを感じることもありましたね。例えば、当時は、街で “まいまい”って声をかけられることが増えたんですけど、“chay”って呼ばれることはほとんどなかった。“テラハの子”から抜け出すのは結構、大変でしたね」
転機となったのは2015年。多保孝一がプロデュースを務めた6thシングル「あなたに恋をしてみました」が1月クールのフジテレビ系月9ドラマ「デート〜恋とはどんなものかしら〜」の主題歌に起用され、iTunesやレコチョクなどの配信チャートで1位を記録。同年3月には『ミュージックステーション』に初出演し、8月にはSUMMER SONIC2015に2年連続2度目の参戦を果たした。 「月9はテラスハウスとはまた違う、“一夜で変わった”感がありましたね。第1話目の放送当日は母と一緒に観てたんですけど、二人で一緒に涙するくらい嬉しくて。しかも、放送後に配信サイトで瞬く間に1位になった。中学2年生の時に書いた『明日、Mステ出るから見てね』っていうメールを、いつか送信するときがくるようにと願いを込めて保存していたんですけど(笑)、その夢も叶ったし、サマソニの東京公演のビーチステージではその場にいた7000人くらいのお客さんが大合唱してくれた。それは、本当に衝撃的でした。そこで初めて、曲で知ってもらえたんだっていう実感がやっと湧いたんです。その光景は忘れられないし、やっとchayって呼ばれるようになったっていう嬉しさもあった。ライブのバンマスもやってくれている深沼元昭さん(chayバンドのバンマスでアルバムの編曲も担当)や多保孝一さんという音楽に対してストイックで愛が溢れた方達と一緒に制作させてもらえる日々も刺激的で充実してたし、毎日がすごく楽しかったですね」
デビュー、知名度、ヒット。目標を達成した途端に今度はまた別の苦しみが生まれた。同年5月から7月には初の全国ツアーを開催し、12月には初のクリスマスツアーを東名阪で行なったが、自身の実力不足を痛感したという。 「夢が叶っていってる一方で、力量がついていっていないもどかしさを感じていて。あの2つのツアーは挫折ポイントでした。やりたいことと自分の実力の乖離に悩んでいたんですけど、そこはもう練習するしかなくて。デビュー前から根性だけはあるので、その頃を思い出しながらとにかく練習しまくってましたね」
2016年9月にはchayの部屋をコンセプトにした弾き語りワンマンライブ「chay’s room」をスタートさせた。バンジョーや12弦ギターも弾きこなし、エド・シーラン「Shape of You」のカバーではループマシンも使ったパフォーマンスも披露。原点とも言える弾き語りのステージを数多くこなし、ミュージシャンとしての確かな実力と自信を獲得した彼女は、2019年8月には映画『ダンス・ウィズ・ミー』に花嫁姿のストリートミュージシャン役で出演し、同年9月には初のビューティーブックを発行。武部聡志プロデュースの3rdアルバム『Lavender』のリリースを経て、2020年5月には一般男性との結婚を発表した。本作に収録されている新曲「花束」「永遠の針」は共に結婚を連想させるラブソングとなっている。
「どうやったら個性を出せるかな? chayらしさを確立させるにはどうしたらいいんだろうってことをずっと考えてきて。今までがむしゃらに突き進んできたけど、結婚と30歳の年、コロナの自粛とベスト盤のリリースが重なったタイミングが自分の中でのいい区切りになったなと思います。今は、これまで悩んできたことが嘘みたいに、マルチなchayでいいって自信を持って言えるんですよね。歌、モデル、ファッション、コスメ……全部ひっくるめてchayだって、堂々と自分の口で言えるようになった。入り口は何個あってもいいし、音楽にたどり着かなくても、その方の自由だなって前向きに捉えられるようにもなったんです。ただ、私はやっぱり音楽が好きだし、そこは一生変わらないと思う。これまで私はずっと、等身大の“今”にフォーカスを当てて作ってきたんですね。今回は結婚という出来事があったから自然とウェディングっぽいメロディが浮かんできたし、今後も同世代の女性の人生に寄り添えるような曲を歌っていきたい。音楽を軸に持ちつつ、いろんなことに挑戦していきたいですね」
今のchayはどんなラベルを貼られても気にしない。ただ、その手には必ず、ハート型サウンドホールのエレアコが握られているだろう。
「素の自分はネガティブなところもあるんですけど(笑)、パブリックイメージは明るいと思うんですよね。こんな時だからこそ、そのイメージが重要だと思ったんです。私はずっと、音楽に支えられて生きてきて。そんな私がいま、歌を歌って、誰かに届けることができる立場にいる。今、辛い思いや沈んだ気持ちになってる人に私ができることは何だろう? って考え時に、それはやっぱり、明るさを伝えることなんじゃないかって思ったんですね。いわば、使命感に近いものを感じたんです。だから、今回はベスト盤だけどシングルコレクションにせずに、恋心とか愛情とか、心温まるような明るい曲を集めた一枚にしました。こんな時代だからこそ、ハートフルな気持ちを呼び覚ましてもらいたいし、聴いていてくれた人が少しでもあったかい気持ちになってくれてたらいいなと思いますね」
取材・文/永堀アツオ
8年間の道筋をまとめた
“chay chronology”を公開中!
ファンの皆様にとっては、聞き馴染みのある楽曲かもしれないが、今回このアルバムに収録するためにレコーディングされ、初の音源化となった。
レコーディングには、デビュー前からゆかりのあるミュージシャンも参加し、深みのある音に仕上がっている。